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TEL. 0846-24-6780

〒725-0024 広島県竹原市港町5−8−1

在学生・卒業生からの声
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卒業生の声

株式会社やまやコミュニケーションズ 中野 光(平成26年3月卒業)

私は2010年10月から2014年3月までの3年半の間、竹原ステーション(以後:実験所)小路研究室に
在籍し、卒業論文では「シロメバル稚魚の成長に伴う遊泳・群れ行動の変化」、修士論文では「東北太平洋岸の
アマモ場における魚類群集の変化(2009年〜2013年)」について研究しました。

この実験所の最大の魅力は常に身近な環境に海があることで思い立ったらすぐに行動できることと共同研究
や学生実習を通して多くの人と交流を重ねることができることだと考えています。

もちろん本学から遠いことや海の潮汐に合わせた生活を送らなければならないなどデメリットもありますが、
それを上回るメリットは多くあり、私自身実験所で3年半過ごして自分のためだけでなく人のために行動するこ
との重要性や自分の行動の責任感などを身につけることができ本当に良かったと感じています。

最後になりましたが海を身近に感じながら研究したい、多くの人と接することが好き、たくましい海の男・
海女ちゃんになりたい、水族館で自分の知識をひけらかしたいという学生がいれば是非竹原ステーションで研究
してみてはいかがでしょうか。

水産総合研究センター 中央水産研究所 資源管理研究センター 資源評価グループ
                  任期付研究員  上村 泰洋(平成25年3月卒業)

私は2004年に広島大学生物生産学部に入学し、2006年10月に瀬戸内圏フィールド科学教育研究センター竹原ステ
ーションに配属されました。もともと、海や魚のことを勉強したい、外に出て研究を行いたいと考えていたため、
フィールドがすぐそばにある竹原ステーションは、私にとって非常に魅力的な研究室でした。配属前に研究室訪問
に行った際、後の指導教員となる小路准教授にフィールドを舞台にした研究の話をしていただく中で、先生の熱意
を感じ、「ここで研究したい」とさらに強く思ったことを今でも鮮明に覚えています。

研究室に配属されてからは、アマモなどの海草類やガラモなどの海藻類の繁茂する藻場生態系と、そこに生息する
魚類との関係について研究を行うこととなりました。藻場は古くから魚の「ゆりかご」として認識されてきた重要
な生態系です。

竹原ステーションのある瀬戸内海中央部に面する広島県竹原市には、沿岸域に藻場が多く残されており、藻場や魚
類の研究を行うにはうってつけのフィールドでした。学部から大学院の博士課程前期・後期へと進学した私は、藻
場に生息する魚類の中でも、仔稚魚期に藻場を利用するメバル類をとりあげ深く研究を進めました。

メバル類は、近年、スポーツフィッシングで人気を集めるなど水産業上重要な魚種です。瀬戸内海周辺海域では、
高値で取引きされ、種苗放流も行われています。研究室に所属した6年半の間、藻場の「ゆりかご」機能を評価する
ために、メバル類の稚魚の成長速度の年変動や成長に影響する水温や餌料生物などの生息環境を調査し、藻場の季
節的消長によって、稚魚の生残率がどのように変動したかを推定しました。また、「藻場によって、いったいどの
くらい稚魚が生産され、その経済的価値はいくらなのか?」を試算するというような、生態系が人間にもたらす恩
恵についての研究も行いました。

このような調査・研究を実施する中で、自然や生物が相手ということもあり、一筋縄ではいかないことも多く、苦
労もありました。しかしながら、竹原ステーションの小型調査船「からぬす丸」などの設備のおかげで、時々刻々
と変化する自然や生物を追跡する調査を綿密に実施することができ、良い研究が行えたと思っています。

また、研究室に所属する先生方、技術職員、同級生、先輩、後輩、関係機関の方々、地元の漁業関係者の強力なバ
ックアップがあったからこそ、研究を遂行できたことは言うまでもありません。現在、水産業に関する研究を仕事
としていますが、竹原ステーションで培った研究生活や様々な方々との協力体制の構築といった経験が活かされて
いると感じています。興味や疑問を抱いたら、すぐフィールドにアクセスできる体制・設備が整っているというこ
とが竹原ステーションの最大の魅力です。

バナースペース

竹原ステーション(水産実験所)

〒725-0024
広島県竹原市港町5−8−1

TEL 0846-24-6780
FAX 0846-23-0038