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TEL. 0846-24-6780

〒725-0024 広島県竹原市港町5−8−1

加藤亜記准教授の研究活動
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研究内容・論文・科研費等・受賞 (researchmap)

広島大学研究者総覧

著書等

書籍等出版物

  • 日本産無節サンゴモの分類と分布

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・日本でこれまでに報告された無節サンゴモ98分類群の分類と分布を見直し,723品種を確認するとともに,新たに9種を日本新産種として確認
・日本産の各種について,命名法,異名表,詳細な形態の記載と図解,標本に基づく分布を記載
・主著者馬場博士の約40年間にわたる無節サンゴモ研究の集大成

書誌事項:
馬場将輔・加藤亜記 (2023). 日本産無節サンゴモの分類と分布. 海洋生物環境研究所研究報告,No.28:1-252. (104図版,他を含む)

PDF版(56.3 MB
https://www.kaiseiken.or.jp/publish/reports/lib/2023_28.pdf

  • つくると食べるをつなぐサイエンス

加藤亜記(生きた石になる海藻、石灰藻サンゴモ類の多様性と気候変動)
三本木至宏 監修(2022年) 恒星社厚生閣(出版社のウェブサイトでの紹介)



  • SDGsに向けた生物生産学入門

加藤亜記(海藻資源と養殖)
三本木至宏 監修(2021年) 共立出版(出版社のウェブサイトでの紹介)




  • Rhodolith/Maerl Beds:A Global Perspective
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・世界4大藻場の1つRhodolith bedsの学際的な解説書

Rhodolith(赤い石の意味)とは,非固着性の無節サンゴモ(紅藻類)で,石灰質を体に沈着する海藻類の1つである。
日本語では,石灰藻球あるいはサンゴモ球などと呼ばれる。このrhodolithが堆積した地形は,rhodolith bed,Lithothamnion-bank,マサゴ原などと呼ばれ,潮間帯から水深100m以深まで分布が確認されている。こうした地形は,海藻藻場,海草藻場,サンゴ礁の石灰藻群集に匹敵する,世界4大藻場の1つとも言われており,多くの動植物に住み場所を与えるとともに,炭酸カルシウム生成などにより炭素循環にも貢献している。
一方で,rhodolithは土壌改良剤maerlとしての商業的な利用もある。しかし,rhodolithの気候変動や海洋酸性化に対する脆弱性も懸念されている。こうした点について最新の内容が紹介されている。
(北西太平洋のおもなRhodolith bedsは,南島原市「白洲」や済州島など)

(編者)Riosmena-Rodriguez, R., Kendrick, G. & Aguirre, J.
(著者)Kato, A, Baba, M, Matsuda, S, Iryu, Y.
(担当)Chapter 14. Western Pacific
(出版社)Springer (2017年)
(※詳細はSpringerのHPをご覧ください。)
    http://link.springer.com/book/10.1007%2F978-3-319-29315-8)
 (生物圏科学研究科の教員の著書紹介)
    https://www.hiroshima-u.ac.jp/gsbs/research/kyouin_cyosyo/2016



  • Hawaiian Crustose Coralline Algae- A survey of common species-
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 この図鑑は,ハワイの石灰藻,無節サンゴモ(紅藻類)についての簡易ガイドで,代表的な8属9種が掲載されています。
紅藻サンゴモ類は,体の約90%が炭酸カルシウム(石灰質)で構成される石灰藻で,サンゴ礁域では,サンゴ礁そのものを形成する造礁生物として,また,サンゴやウニ類などの幼生の着底・変態を誘引する生物として知られています。本文では,こうした生態学的な面についての簡単な解説と参考文献も記載されています。

(著者)Abbott, I. A., Riosmena-Rodriguez, R., Kato, A., Squair, C. A. B., Michael, T. S. and Smith, C. M.
 (発行元)Hawai‘i Botanical Science Paper Number 47. Department of Botany, University of Hawai‘i at Manoa (2012年)






  • 生命・食・環境のサイエンス

加藤亜記 (海藻とはどんな生物か?)
江坂宗春 監修(2011年) 共立出版(出版社のウエブサイトでの紹介



社会活動等



加藤亜記, 島袋寛盛, 山岸幸正 (共著,範囲:海藻類
広島県自然環境課 (2022年3月31日)

バナースペース

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FAX 0846-23-0038